法曹人口問題おとぎ話?

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 法曹人口問題に関する提言について、誤解を恐れずに簡単なたとえ話にしてみれば、次のようになるかと思われます。

 

 ある日、1階の台所で宮崎さん一家(仮名)が、のんびり夕食をしていました。すると、家の2階から、火が出たらしく、煙が階段を通ってどんどん1階に下りて来ました。ぱちぱちと火が燃える音も聞こえるし、煙もどんどん増えてきて、どうも、2階に火事が起きていることは100%間違いないと思われる状況です。

 しかも、2階には最近生意気になってきた高校生の息子たち(若手弁護士)がいたとしましょう。

 

 そこで、「直ちに消防署に連絡して火を消してもらうべきだ。少なくとも火事であることを伝えなければ、2階にいる高校生の息子たちがどうなってしまうか分からない。急がなければ。」と考えているのが、大阪弁護士会のアンケートで示された圧倒的多数の意見であり、法曹人口問題PTで提案した議案です。

 


 これに対し、「お父さんがみんなに、『平山さん(仮名)からもらったうちの家は耐火住宅だ』と大見得切って自慢していたものですから、もし間違っていたらお父さんの恥になる。しかも、うちのお父さんは市会議員(日弁連会長)だから、なおさら体裁が悪い。消防署に連絡するとしても、2階のどの部屋が燃えているのかきちんと確認してからにしよう。息子たちの部屋でなければ大事ではないかもしれないし、他の家族(経営基盤を既に築いている弁護士)はすぐにでも逃げられるから大丈夫だろう。でも、(お父さんは勿論行かないし、他の家族も行かないつもりだけど)誰がどうやって火元を確認するかは、これから考えればいいじゃないか。」と悠長なことを言っているのが、現状での日弁連執行部案と、それを支持する大阪弁護士会の一部の方のご意見と思われます(あくまでたとえ話ですけどね。)


 ところが、未確認の情報ですが、アンケートにより明確に示された大阪弁護士会会員の圧倒的多数意見を無視して、本件に関する総会決議案を、常議員会レベルで葬り去ろうとする動きがあるようです。


 これも未確認の情報ではありますが、既に、何人かの常議員に対して圧力がかけられ始めている、という情報も届いています。

 

 彼らの理由は次の通りだということです。
 「このような決議を大阪弁護士会が行うことは、現在の日弁連会長の宮崎氏の足を引っ張ることになる。大阪弁護士会から選出された日弁連会長をサポートすべき大阪弁護士会が、このような決議をするべきではない。」


 あれ、2階に取り残された息子達は結局どうなるの・・・・・・?