最後の良心?

  • 投稿日:
  • by

 本日、新司法試験合格者の発表がありました。合格者数は増えたものの、受験者が増加したため合格率が33%に下がったことが、ニュースとなっているようです。

 

 しかし、これは法科大学院の乱立を認めた以上、やむを得ない結果ですし、当然予想されていた結果とも言えます。

 

 ただし、合格者数は、当初司法試験委員会が目安としていた2100~2500人よりも少ない数に抑えられました。

 www.moj.go.jp/SHINGI/SHIHOU/070622-7.pdf

 

 これは、レベルの低い合格者をこれ以上、出したくないという司法試験委員会の最後の良心というべきかもしれません。

 

 それにしても、レベルダウンの問題や、新61期の就職問題も解決していないのに、合格者を増やし続ける現状は異常事態としか思えません。

 

 今後、正義よりも金儲けを優先する弁護士が増大しても、弁護士を責めることはできないでしょう。弁護士だって職業です。自分の力で生活費を稼ぐ必要があります。弁護士の量産を続ける制度を維持する以上、食えない弁護士が食うために金儲けに走ったり、弁護過誤が頻発しても、それは国民みんなで甘受すべきことになるはずです。

 

 私は、そのような状況が良いとはとても思いませんし、そのような状況を国民の方々が望んでおられるとは到底思えないのですが・・・・・・・。