バイクの思い出~その3

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 当時の京都の限定解除試験は、法規走行と特別課題に別れていました。法規走行は法規に従った走行ができるかのテストで、特別課題は、急停止、スラローム、一本橋、波状路などが課題でした。

 

 法規走行といっても、きちんとキープレフト、ポンピングブレーキ、左右確認、等をしっかり行わないといけませんし、750ccの大型バイクをいかにも簡単に扱えるところを見せる必要があります。とにかく、合格者を出さない方針でしたから、「大体良いけど、運転にメリハリがないね」とか、「少しだけふくらんだね」等の理由で、どんどん落とされたのです。 法規走行の合格率だけでも大体15~20%くらいだったような記憶があります。試験車両は、ホンダのCB750Fがメインでしたが、カワサキ・ヤマハの車両も時折使われていました。

 

 特別課題に進んでも、安心はできず、厳しいチェックは変わりませんでした。緊張の中、いつもの実力が出せない方も多いようでした。

 

 運の良し悪しもあり、踏切できちんと停止し、左右確認の上で発進したのに、発進とほぼ同時に踏切が鳴りだして、アウトになったり、一本橋をゆっくり(10秒かけて)渡る課題で、0.1秒短かかったということで、落とされたこともありました。

 

 何度も受験してようやく合格し、とても嬉しかったことを覚えています。試験官からは、「限定解除したのだから、今後はライダーの模範として、きちんと乗って下さい。」と祝福のお言葉ももらいました。

 

 さて、次はどのバイクに乗るかです。しかし、私は、もう乗りたいバイクは決まっていました。

 

(続く)