永世竜王はどっちだ?

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 現在、将棋の2大タイトルのうちの一つ、竜王戦7番勝負の最終戦が行われています。

 

 現在竜王位の渡辺明竜王は、連続4期竜王位を保持しており、今回竜王位を防衛すれば、連続5期の竜王位保持ということになり、初めての永世竜王の称号を手にすることが出来ます。

 

 一方挑戦者は、将棋界のもう一つの大きなタイトルである名人を保持する、羽生善治名人です。羽生名人は通算6期竜王位を保持しており、今回竜王位を奪取すれば、通算7期の竜王位保持ということになり、これまた、初めての永世竜王の称号を手にすることが出来るのです。

 

 このように、偶然にも今回の竜王戦は、いずれが勝っても史上初めての永世竜王が誕生するという極めてドラマティックなタイトル戦になっています。

 

 しかも、羽生名人が3連勝した後、渡辺竜王が3連勝でお返しし、全く互角のまま最後の第7局まで決着がもつれ込んでいます。

 

 これまで将棋界の長い歴史の中で、7番勝負において3連敗から4連勝でタイトルを奪取した事例はありません。渡辺竜王がジンクスを破って勝つのか、羽生名人が棋界の第一人者としての貫禄を示して勝利するのか、非常に興味深いところです。

 

 今日の遅くには決着がつく見込みです。 

 

※12月19日追記 大熱戦の結果、渡辺竜王が防衛を果たし、初の永世竜王となりました。