「将棋」と一致するもの

ガンバレ谷川浩司九段

 最近、藤井聡太四段の活躍で将棋界に注目が集まっている。

 私は、以前からブログでも述べてきたように、谷川浩司九段のファンである。

 思いもよらぬところから華麗に切り込んで、一気に相手の王将を詰ませてしまう光速の寄せが、谷川浩司九段の代名詞だ。棋士としての美学を重んじる姿勢や、華麗さと同居する危うさをも秘めた点も、何となく儚げで、私の好きなところだ。

 その谷川九段が順位戦A級からB1級に降級してしばらく経つ。

 近年は負け越しもあり、心配していたが、今期は久しぶりに勝ち越している。若い才能がどんどん迫ってくる中、頑張っている。将棋連盟の会長など大変な重責を担っていたが、三浦九段問題で会長を辞任された後、しばらく経ってから将棋に勢いが出てきたようにも感じる。

 現在B1級で3勝1敗で順位的には3位につけている。A級に昇級できるのは上位2名だけだ。

 再度A級に昇級して、もう一度名人を目指して戦ってもらうことを、私はファンの1人として切に願っている。

 谷川浩司九段、期待しております。

谷川会長の辞任報道


 谷川九段が、18日、日本将棋連盟会長を辞任することを発表した。

  人格、識見、実績とも会長として非の打ち所のないと、私には思われる谷川九段であるが、今回の三浦九段の事件での引責が主な理由のようだ。

 将棋のプロ棋士の座は、小さい頃から天才の呼び声高い俊才の中から、さらに抜群の成績を上げたものしか到達できない地位である。
 したがって、おそらくは、個性の強い(我の強い?)人間が多く集まっている集団であり、その棋士の集団をまとめ上げることは、幾ら人格者の谷川九段とはいえ、実に苦労が多いことだったろうと思う。
 谷川九段の、その真面目な性格から、今回の事件について人一倍心を痛め、苦悩されてきたことは想像に難くない。また、その真面目な性格ゆえに、会長辞任という潔い責任の取り方を選択したのだろう。

 私は、芸術的ともいえる光速の寄せや、なぜかそれと同居する、ここ一番で悲運に泣かされる危うさ、などからずっと谷川九段のファンである。将棋連盟会長という重責から解放されて、また、かつての「光速の寄せ」でファンを魅了してくれることを願ってやまない。

谷川先生、お疲れ様でした。

三浦九段の疑い晴れる~将棋


 対局中に離席し、コンピューターを使ってカンニングをしたのではないかという疑惑をかけられていた三浦九段の疑いが晴れた。
 報道によれば第三者委員会による調査では、三浦九段の不正行為は認められなかったようだ。

 昨日のインタビューで、三浦九段は、出来れば元の状態に戻して欲しいと述べていた。
 その気持ちは痛いほど分かる。
 しかし現実には無理だ。

 日本将棋連盟は、三浦九段の順位戦の地位(A級の地位)を保全すること、不戦敗ではなく不戦扱いにする等の措置を講じるようだが、挑戦者交代とならざるを得なかった竜王戦ではタイトルが取れていた可能性もあるし、挑戦者としての対局料等の問題もあって、今回の騒動で三浦九段がこれまで被った不利益を補填することは相当難しいだろう。

 よく人は過ちを犯す。そして他人に迷惑を掛けることがある。
 その場合、あんなことをしなければよかった等と後悔することになるが、時間を戻すことは誰にも出来ない。後悔しても過去に生じた事態は何ら変わらないし、変えられない。
 ただし、未来は自分の意向で変えられる。

 自らに過ちがあったのであれば、心から謝罪をして許しを請い、相手が理解してくれようがくれまいが、誠意を持って相手が被った損害以上の恩返しをしていくしかないように思う。


 上記の観点から考えると、日本将棋連盟HPに記載された谷川会長の会見要旨は、さすがによく練られていたとは思うが、「三浦九段についても、8月8日に連盟が長時間の離席を控える旨の通知書を送った後は、かなり控えておられますが、7月の対久保戦についての、トータルの離席時間は長かったと報告書に記載されております。」の部分だけは不要だったのではないかと思う。


 いずれにせよ、三浦九段が疑いが晴れて対局に復帰できることは喜ばしいことである。また私は、随分前から谷川浩司九段のファンでもある。
 これまでのいきさつを水に流して、素晴らしい将棋を見せて頂けることを期待している。

竜王戦挑戦者交代~将棋


 将棋のプロ棋士である三浦弘行九段が、挑戦者に決定していた竜王戦に出られなくなった。


(朝日新聞デジタルより)
 日本将棋連盟は12日、15日に開幕する第29期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)で、挑戦者の三浦弘行九段(42)が出場しないことになったと発表した。対局中、スマートフォンなどに搭載の将棋ソフトを使って不正をした疑いもあるとして、説明を求めたという。連盟は、期日までに休場届が出されなかったため、12月31日まで公式戦の出場停止処分とした。
(引用ここまで)


 三浦九段といえば、羽生善治さんが将棋タイトルの全てを独占して七冠王になっていたときに、その一角を初めて崩し羽生さんからタイトルを奪取したことで有名だし、現在でも順位戦では最高位のA級に所属している。「武蔵」との異名をとる棋士で研究熱心でも知られている。


 もちろん、三浦九段本人は、将棋ソフトの利用を否定している。


 出場停止処分の理由は、期日までに日本将棋連盟に対して、休場届を出さなかったことのようだが、それで年内いっぱいの出場停止処分を課されるだけの重い罪にあたるのだろうか。ここまで重い処分をするのであれば、日本将棋連盟は確たる証拠を握っているのかもしれないが、仮にそうでなかった場合、三浦九段に将棋ソフトを使用していなかったと証明しろというのは、ないことの証明を求めるものだから悪魔の証明であり、実質的には三浦九段に不可能を強いるものであろう。


 概して、事情聴取や尋問について、一般の方は不慣れである。対象者の体験した事実を聞かなければならないのに、自分の意見を述べて「そうではないか」と詰め寄ることが多い。
 私は、某地方公共団体の100条委員会に呼ばれた方の補佐として、100条委員会に出たこともあるが、市会議員達は自分の意見、例えば「こう考えるのが自然ではないか」と述べた上で、「そうではないのか」と詰め寄ったり、「私はこう思うが、どう思うか」等と意見を求めたりする質問が95%以上で、事実を聞こうとする質問はほぼ皆無に近かった。
 民事事件で、何度止めても、どうしても尋問したいと述べる当事者にやむを得ず尋問してもらったこともあるが、結果的には、やはり自分の意見の押しつけに終始した。


 三浦九段に対する、日本将棋連盟の事情聴取は果たして、きちんとなされたのだろうか。


 私は、確たる証拠がない限り、プロ棋士としての矜持をお持ちであろう三浦九段を信じたい気持ちなのだが。

ゴルフのこと~2

(続き)

「HbA1cが高めです。」

とかかりつけのお医者様が、血液検査の結果を睨みながら冷たくS弁護士に宣った。
血糖が高いとそうなるらしい。

う~ん、そうなのか。S弁護士の頭の中では、原因探求が始まる。

確かに仕事のストレスはある。
不規則な生活になりがちだ。
9~17時の定時勤務なんて絶対に無理なのは、弁護士稼業をしていれば誰だって分かることだ。
弁護士をやめない限り、これは変えられまい。

両親も糖尿の気があるそうだし、遺伝的にも弱いのかもしれん。

でも納得いかんぞ。

夕食にはだいたい野菜をかなり食べるようにしている。
通勤時だって早足で歩くよう心がけている。

もともと飲めないタチだから酒も飲まないし、タバコも吸わない。この歳になると、ねーちゃんの機嫌とるよりも犬とのんびりしたいくらいだから(飼ってないけど・・・)、北新地で遊んだりもしない。
個人の感想らしいが、毎日一杯で健康が劇的に改善すると謳っていた、まずい青汁だって、嫌々だが毎朝事務所で飲んでいる。
・・・宗教には入っていない。

とS弁護士が考えていたところにお医者様が「運動ですな。有酸素運動、例えば歩くとか。」と仰った。


単純に歩くなんざ、面白くも何ともないぜ。絶対に続かないだろうな~。と意外にも、冷静に自己分析のできるS弁護士には、みえみえの結末がすぐ浮かぶ。

なんとか、自分から運動するように持ち込めないか。

そういえば、将棋の大山康晴15世名人も体調を崩されてから、ゴルフを始めて、どんどん歩き、体調を回復させたことを何かの本で読んだことがあった。
大山名人と言えば、将棋界の第一線に長らく君臨し続けてきた巨星。
その巨星が健康維持のために活用したのなら、凡人のS弁護士にだって、健康維持になりそうである。
しかも、将棋ファンのS弁護士は、倉敷に行ったときに大山名人記念館を見学し、職員の方に珈琲をご馳走になってしまい、そのまま帰れずに、谷川九段のファンであるにも関わらず、つい大山名人の扇子を買って帰ってきてしまったという経緯もある。

よ~し、これだ。

幸い、以前からお付き合いさせて頂いているIS田教授が最近ゴルフを始めていると聞いていた。
伺ってみると、なんとプロについて習っているらしい。それに、公認会計士のS木先生と一緒に、月一ラウンドをしているそうではないか。

IS田会に入って、血糖値を下げよう!

これがゴルフ再開のきっかけになった。


(続く)