日中韓FTAシンポジウムの旅日記~その8

(続き)

5月21日

 7時に朝食をとり、できるだけ早く出発しようという指令をX教授から受けていたので、7時直前に1階ロビーに出向く。しかしY弁護士しかいない。Gさんも来られたので、先に食べることにする。昨日と同じ中華だが、少しメニューが違うようだ。
大体10分くらい遅れてX教授が登場。

 朝食をとりながらX教授は、列車に乗れなくなるといけないから7時45分にはロビーに集合しましょうと仰る。もちろん異議なく了解だ。


 部屋の忘れ物がないか確認して、45分直前にロビーにつくと、やはりY弁護士しかいない。さて、X教授はなんと言って現れるでしょうか?というクイズを出すと、Y弁護士は、「多分なにもおっしゃらないでしょう」、と即答。
 チェックアウトに関してもGさんにお任せなので、我々はカードを渡すだけ。
 X教授の登場はやはり、5分ちょい遅れ。大物はやはり違うのだ。クイズはY弁護士の大正解だった。すぐに車に乗って、済南駅まで。

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(済南市内で見たバス~たぶん日本のTV番組「あいのり」の中国バージョン?)

 

市内は、そこそこ渋滞している。道路工事中のため、歩行者用通路が設定されているのだが、そこを強引に突っ走って突破するタクシーをみる。駅前辺りの道路が、かなり混んでおり、駐車場にまではとても入れている時間がないということで、慌てて駅前の路上で降りることになる。

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(済南市駅前のバスターミナル~このあたりの渋滞が動かない!)

 Gさんがパスポートを持って切符を買いに行ってくれる。なかなか戻ってこないので、前回チンタオで乗り遅れかけたことから少し心配する。済南市駅では青島駅と異なり物乞いはいなかったが、特別警察の詰め所が駅前にあることは、同様のようだ。


 荷物チェックなどはかなりスムーズにすすみ、待合いで座って待つこともできた。X教授がオレンジジュースを買っている。改札は自動改札。出発7分前くらいに列車が入ってくる。一瞬早すぎないかと思ったが、乗ってから荷物を網棚に載せるまでが大混雑。

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(済南市駅のホーム)

 車両の前寄りの席のくせに、でかいトランク引っ張って、後ろの乗車口から乗ってくる人やその逆の人が多く、車内が大渋滞。生憎私達の席は車両のほぼ真ん中。渋滞にはまってしまい、交差する乗客の持ち上げたトランクの車輪にこすられながら、「全く自分の席に近い乗車口から乗れよ!」と小言を言いたくなった。

 何とか荷物を網棚に載せ、席に着いたのとほぼ同時に発車。停車時間を多めに取っていたのは、こういうことなのか、と理由がわかる。

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(車内の様子~やはり車両間のドアは開いている。)

 車両は前回乗ったものよりも新しいのか、窓もきれいで汚れていないのは好感が持てる。行きと同じく窓側はX教授通路側はS弁護士。Y弁護士が気を使って3人席の真ん中に座ってくれる。車両は行きに乗ったものよりも新型のようだ。先頭車両の外見は、ドイツのICE4に似ている気がする。やはり時速200キロは超えない。おそらく線路の性能の問題なのではないだろうか。
 車内で、ポメラを使ってメモを書いたり寝たりしているうちに、12時前にチンタオに到着。終着駅だからゆっくり降りられる。折り返し北京行きになるようだ。

 駅前で少し待っていると青島に来たときにお世話になった若手弁護士のKさんが、レンジローバーでお出迎え。ホテルまで案内してくれる。ホテルはかなり高層の高そうなホテル(青島ファーグローリーレジデンスホテル)。表示されている宿泊費は1500元。
 海のみえる部屋が2つしかないとGさんがいうが、あまり気にしないので、くじ引きでいいんじゃないですかと、話しておく。実際にGさんが四つカードキーを持ってきて、どうぞと、くじびきになった。X教授は、じゃあ奥から3番目といって、カードキーを取る。そのとなりを私がとり、Y弁護士、Gさんの順でキーを取る。部屋のドアをあけてのお楽しみ。

 部屋はかなり広く多分当たり。キッチン、洗濯機、冷蔵庫、食器洗い機もついていた。翌日チェックアウトの直前にドアの裏側の表示で見てみると、隣のX教授の部屋より、広そうだった。残念ながらバスタブはなかった。

 すぐに昼食ということで、24階のレストランに行く。外を見るとレストランの窓とほぼ同じ高さまで凧が揚がっている。高層ビルと凧というアンバランスが面白かった。

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(高層ホテルから見た凧)


 メニューにビジネスランチがあったので、ステーキっぽいビジネスランチにする。X教授はカツカレーランチ、Y弁護士とGさんは、タンタン麺セット。注文の際に、ボーイさんから、「ここのタンタン麺はふつうより辛いがどの辛さを注文するか」と脅されて、普通の辛さを二人は選択したらしい。しかし、いざ担々麺がやってきてみると、全然辛くないとぶつぶつ言っている。ただ、しばらく食べていると、汗がでてきたそうで、やはり辛さはあったようだ。ステーキは結構固め。サラダのドレッシングなしを言ったのに、しっかりドレッシングがかけられており困った。

 X教授は完食。まあ美味しかったですよ、とのことだった。
 お腹も満たしたし、青島観光に出発だ。

(続く)