う~ん授業改善報告書かあ・・・・。

 私は、縁あって関西学院大学の法学部と、法学研究科(大学院)で、春と秋に一つずつ演習講座を担当させて頂いている。

 ぶっちゃけ非常勤講師のお給料は安い。関関同立の非常勤講師は結構安めに設定されているとの、捨て置けない噂もあったりする。西宮北口から山の上にあるキャンパスまでタクシーを利用することや、事務所維持費を考えると完全赤字だったりもする。

 しかし、私は教えることが好きだったりするので、ちょっと大変でも講師を続けさせて頂いている。法学部で教え始めてからもう12年ほどになる。

 大学院では会社法についてお話しさせて頂いているが、法学部では、ペットに関する法律の諸問題と題して、ペットの法律上の扱いからはじまって、ペットがトラブルを起こした場合等の法的構成などについて、かなり実務家的視点を交えて、お話しさせて頂いている。

 最近、大学側から、学生による授業評価を実施するようにと、多くの講師もいわれているようだが、私も例にもれず、大学側から指示を受けた。

 そこで、学生にインターネットで授業評価を提出するように伝えた。

 先日、大学側から親展で、その結果が届けられた。

 結果的には全学平均や学部平均よりも高い評価を学生さんから頂いた。授業に関する10項目ほどについての学生さんの評価は、5点満点で5~4.5点であり、特に授業満足度は5点を頂いた。

 他の大学のある教授にお伺いしたところ、学生の評価なんか気にしてちゃダメですよ、とのお言葉を頂いたが、やはり評価してもらえると嬉しいものである。

 ところが、大学側は、授業改善報告書を出せというのである。

 私としては、ここまで学生さんに満足して頂けているのなら、改善する必要は、そんなにないんじゃないかとも思うのだが、おそらく、学生を募集する際に、うちの大学では、教員に対して、このような評価もして常に改善に取り組んでいると対外的に示せるし、文科省に対する対応も含めてこのような報告書を大学側は求めているのだろうと思う。

 大学側も、大変なんだな~と同情する反面、これだけ評価して頂いているのであれば、改善報告書が必要なのか?と、改善報告書を求める一律の扱いに対して、少し反発心を覚えてしまったりもするのである。