平成30年度司法試験採点実感の抜粋

 前回、司法試験の合格レベルがた落ち疑惑のブログを書いたが、本当なのかという声も聞かれた。

 詳しくは法務省のHPから、採点実感そのものを読むことも可能であるが、それでは大部なので、私が抜粋(選択科目は除く)したpdfファイルを以下に添付する。

 太字は私がつけたものであるし、科目によっては引用しにくい書き方をしているものや、私の疲労などもあって、抜粋部分が少ない科目もある。

 もちろん、部分的に評価をしているような採点実感もないではなく、私がマイナス面ばかり強調しているのではないかという批判は当然あるだろう。

 しかし、問題は(法科大学院を卒業しているにもかかわらず)箸にも棒にもかからないレベルで司法試験を受けている受験生が多数いることであり、そのうち何割かは受験者が少ない事もあって合格してしまう、という現状だ。

 法科大学院ルートでの受験者が多くを占める司法試験において、未だにパターン化した論証を吐き出すだけの答案が相当数あること、基本的条文や基本的知識すら覚束ない答案が多数あること、要するに、法科大学院にはきちんとした教育能力がなく、法曹の粗製濫造化が進んでいることだけは、ご理解頂けるものと思う。

 

平成30年度採点実感抜粋.pdf