ジョギング雑感

 医者から血糖値の高さと運動の必要性を指摘され、鴨川沿いをジョギングし始めてから約1年になる。

 ジョギングする時間帯は夜遅めであるうえ、大体15分で3キロを走ることを目標にしているため、ジョギングと言うよりランニングに近く、実は走っている私にもさほどの余裕はない。

 最初の頃は何も考えずに走っていて自転車などにぶつかられそうになったこともある。

 それに懲りて、いまではLED発光のバンドを巻いて、走っている。それでも、スマホ自転車に当たられそうになったことや、自転車で犬の散歩をしている人のリードに引っかかりそうになったことが何度もあるから油断はできない。

 真冬の鴨川沿いは、それこそ誰もいない寒々しい景色だったが、4月頃からぼちぼち私の走る時間でも人通りが増えてきて、橋の下で歌や楽器、演劇の練習をする人、スケボーの練習をする人、ベンチでべたべたしているカップルなどが目立つようになってきた。

 私自身も、若い頃はもちろんあったので、カップルの気持ちもわからんではないが、何もみんなが通るところでべたべたしなくても良いだろうに、とつい思ってしまうのは、歳をとったせいなのだろう。

 それでも、大きな月が東山からのっそり出てくるときや、冷たい夜風に吹かれて瞬く星を見上げたときなどには、意味もなく漠然とした不安を常に抱えていた思春期の頃の自分の感覚に近い何かを今も感じ、当時の自分を懐かしく思い出したりもする。

 なお、運動の効果か、1年前に比べて体重は5キロほど落ちたし、腰痛はたまに出たりはするが、風邪などの病気もほとんどしなくなった。

 確かに運動の効果はあるようだ。

 最大の目的であった、血糖値低下だけには効いてくれていないのが残念ではあるのだが・・・・。